市場動向
ペルシャ絨毯は、その起源を約3000年前にまで遡るといわれ、欧米はじめ世界中でその芸術的価値が高く評価されています。日本では時々、有名百貨店・家具店で展示会を開催していますが、まだ市場は発展途上にあると思われます。 ペルシャ絨毯は手織りであるため、完成までに時間がかかり、どうしても価格が高くなってしまいます。そのため以前は、玄関マットぐらいの大きさの商品でも 100万円以上するものが多く、一般消費者には手が届きにくいと思われていました。
 ところが、ペルシャ絨毯の大口輸入先であったアメリカが、イランとの貿易を1987年以降禁止し(絨毯・石油・キャビア・果物・ピスタチオ等)、対イラク戦争、経済・技術分野のエリートの国外流出などで、イランの経済は様々な打撃に見舞われました。その結果、イランの通貨が値下がりしたため、ペルシャ絨毯の価格も約3分の1になり、今では一般の方でも手が届くようになりました。
 またペルシャ絨毯は、アンティークとしての資産価値があり、欧米ではオークションで盛んに取引が行われています。日本でも30年以上のものを対象にしてオークションが行われています。このようにペルシャ絨毯は、ワインのように年代を重ねるほどに値打ちを増すという特徴があります。ただ、一般の消費者はそこまでの事実を知らない方が多い、というのが現状です。
 
 

 
 
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