ペルシャ絨毯 文様

 

ペルシャ絨毯 文様

 pattern01 ゴルダーニー(花瓶)文
ペルシャ語では「ゴルダニ」。
花瓶から生命の樹が伸びているもの、挿花文様的なものなどバリエーションは豊富です。
乾燥した風土に暮らす人々の、水に対する「豊饒と清潔」の憧れがこの文様の人気を支えています。
pattern02 ボッテ文
糸杉が風にたなびく様子をデザインしたタイプと松ぼっくりを原型としたタイプがあり、ペイズリー柄と別称されています。
イランの砂漠に点在するオアシスには、太い幹で長い針葉の松が育っています。
針葉樹の松や糸杉は一般に「永遠の繁栄」を象徴することから、世界の人々に愛されていますが、イランでは「尊厳」を象徴するものとして絨毯文様に繰り返し表われます。
pattern03 シャー・アッバースィー(パルメット)文
古代エジプトが起源とされ、ギリシャで発展しました。やがて東方へ広がり、仏教美術にまで影響を及ぼした歴史ある文様です。蓮の花を縦に切った断面を原型とし、花文様の中で一番よく用いられています。
pattern04 しだれ柳文
幾本もの長い枝が垂れ下がり、風に揺れ動く様は、他の多くの樹木が主として下から上へと伸びるのとは違う特異性があります。春に芽吹き、かわいい柳の葉の形になり、そして秋になっても美しい姿で、小さな木が大きく育ち枯れていく、その循環に、乾燥地域の人たちは我々よりも深く宇宙の摂理を感じ、宗教的な感情を抱いたのでしょう。そして恋物語としてイランではよく知られている娘と青年の揺れ動く恋心を、柳の枝に例えたという話もあります。

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